OPPOの新作ミドルレンジスマホ「OPPO Reno11 A」が登場しました。国内ミドルスマホでは非常に人気のRenoAシリーズの最新機種になります。
詳細なスペックや特徴、さらには意外と見逃しがちな便利機能まで解説します。
ぷらんちゃ(gajet_meteor)です。海外ガジェットニュース、製品レビュー、格安SIMなどの記事を書いてます
この記事でわかること
- OPPO Reno11 Aの詳細スペック
- 新機能と性能アップしたポイント
- スペックダウンしたポイント
- 意外と便利な隠れ機能
- 購入前に押さえておきたいポイント
正直、5万という価格とスペックを考えるとコスパ的にちょっと微妙かなと感じました。コスパで考えるならReno11Aの他にこちらの機種も検討してみてほしいですね↓
Reno11A のスペック詳細
項目 | スペック |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 7050 |
RAM | 8GB (最大16GBまで拡張可能) |
ストレージ | 128GB |
ディスプレイ | 6.7インチ有機EL、2412×1080、120Hz |
メインカメラ | 6400万画素(F1.7) |
超広角カメラ | 800万画素(112°、F2.2) |
マクロカメラ | 200万画素(F2.4) |
インカメラ | 3200万画素 |
バッテリー | 5000mAh |
充電 | 67W急速充電 |
OS | ColorOS 14 (Android 14ベース) |
防水防塵 | IP65 |
重量 | 約177g |
厚さ | 約7.6mm |
注目のポイント
- MediaTek Dimensity 7050搭載
- 120Hzの大画面で映像体験が向上
- 67W急速充電で充電時間を大幅短縮
- 高画素カメラで写真の品質が向上
- 防水防塵性能がIP68からIP65に変更
MediaTek Dimensity 7050で処理能力アップ
OPPO Reno11 AはDimensity 7050を採用し、前モデルのSnapdragon 695 5Gから性能アップを図っています。
AnTuTuベンチマークスコア(スマホの総合性能を数値化したもの)で50万点強が予想され、日常使用からゲームまでスムーズに対応できそうです。
ミドルレンジスマホとしては十分な性能と言えるのではないでしょうか。
SoCを前作のSnapdragonからDimensityに変更する事でコストカットをしていると予想されます。
大画面&高リフレッシュレートで没入感アップ
6.7インチの有機ELディスプレイは、前モデルの6.4インチから大型化。
リフレッシュレートも90Hzから120Hzに向上しました。動画視聴やゲームプレイ時の没入感が格段に上がっているはずです。
ディスプレイの画面占有率が93.4%という数字も魅力的ですよね。映像コンテンツをよく楽しむ方には、特にお勧めのポイントかもしれません。
ただし最近の海外メーカーのミドルスマホだとリフレッシュレート120Hzはほぼ標準になりつつあります。他社の同価格帯のディスプレイと比べても大きく際立っている点は無いように思います。
4年は使えるバッテリー性能と67W急速充電対応
バッテリー容量が5000mAhに増量され、67W急速充電にも対応。約20分で50%以上、約48分で100%充電可能です。
朝の忙しい時間帯でも、充電を気にせず家を出られそうですね。ただし、充電器は別売りなので注意が必要です。
さらに、4年後も80%以上のバッテリー容量を維持する長寿命設計も特徴です。長期使用を考えている方には、魅力的なポイントではないでしょうか。
詳しくは後述してますけど急速充電はOPPO独自の規格なので汎用性は無いです。事実上は55Wまでの対応ですね。
カメラ性能の強化
メインカメラが6400万画素、インカメラが3200万画素と、前モデルから画素数がアップ。背面はメインの他、超広角800万画素、マクロ200万画素の3眼構成。
4K動画撮影にも対応し、AIを活用した編集機能も搭載しています。
SNSへの投稿や思い出づくりに、より高品質な写真や動画が撮れそうです。
AI編集機能が搭載
Reno11Aでは写真の加工や補正をAIが行ってくれます。
またAI消しゴムや囲った人物、モノを切りぬいてくれるAIクリッピングも利用可能。
画像の加工編集に利用できるAI機能にも注ですね。
OPPO Reno11 Aはこんな人におすすめ
これまでもOPPO Renoシリーズを使っていた人
これまでもRenoシリーズを使ってきた人なら
特に、パフォーマンスの向上やカメラ性能の強化は、シリーズファンにとって嬉しい改善点でしょう。
Renoユーザーなら乗り換えも楽々ですし、操作方法もこれまでとほぼ変わりません。
ミドルレンジで手ごろな価格帯のスマホを探している人
約5万円という価格帯で、高性能なチップセットや大容量バッテリー、高画素カメラなど、バランスの取れた仕様を求める方におすすめです。
最新のフラッグシップモデルほどの出費は避けたいけれど、ある程度の性能は欲しいという方の選択肢となるでしょう。
とは言え、冒頭に書いた通りコスパが高いかというとそうとも言えないなと感じます。スペック的にダウングレードしている部分もあり…。5万円前後の機種を探す際の候補にはなってくると思いますが。
1台でそつなくこなせるバランスの良いスマホを探している人
OPPO Reno11 Aは、日常使用からゲーム、写真撮影まで幅広くカバーできる万能型のスマートフォンです。
特定の機能に特化するのではなく、様々な用途に対応できるバランスの良さが長所ですね。
Felicaに対応し、マイナンバー機能にも対応します。普段使いで困る事はほぼ無いと思います。
OPPO Reno11 Aを買う前に知っておきたい注意点
防水性能の低下
前モデルのIP68から、Reno11 AではIP65へと防水性能がダウングレードしています。
これは、完全防水から防噴流レベルへの変更を意味します。日常的な使用では問題ないかもしれませんが、水辺での使用や雨天時の扱いには注意が必要かもしれません。
Reno11の場合、雨が降っている野外や自転車等でぬれる場合などのシチュエーションには対応しますが、水没などは注意が必要です。お風呂で使ったりするのは厳しいかなと思います。前作は水没にも対応する防水仕様でしたが、ダウングレードしています。
67W急速充電はOPPO独自規格なので注意!専用充電アダプターが必要
公式サイトでは67W急速充電を謳っていますが、OPPO独自のSUPERVOOCという規格の為、他社製の80Wや100Wの急速充電器を使っても対応しておりません。
一方で急速充電55W(PPS)までは対応しているので、純正品以外を使う場合は事実上急速55Wまで対応という事になります。
ただReno11Aは販売時にセット販売されているようなのでとりあえず1個はついてきそうですね。購入前にセットになっているかご確認を。
スピーカーがモノラル
Reno11 Aのスピーカーはモノラルです。これは残念。
ステレオスピーカーを期待していた方には少し物足りなく感じるかもしれませんね。
動画視聴や音楽再生時の臨場感は、ステレオスピーカー搭載機と比べると微妙に感じてしまうでしょうね。
イヤホンジャック非搭載
Reno11 Aには3.5mmイヤホンジャックが搭載されていません。
有線イヤホンを愛用している方は、USB-C to 3.5mm変換アダプターを別途購入するか、Bluetoothイヤホンへの移行を検討する必要がありそうです。
音声出力周りを削ってきた印象ですね。スピーカーモノラルは個人的に残念。この価格帯ならここは頑張ってほしかった
記事まとめ
- Dimensity 7050搭載で処理性能が向上
- 6.7インチ120Hz有機ELディスプレイ
- 67W急速充電対応
- 4年で80%維持の長寿命バッテリーで
- カメラ性能が強化、AI編集機能も搭載
- 防水防塵性能はIP68からIP65へダウングレード
OPPO Reno11 Aは、前モデルから多くの部分で進化を遂げたミドルレンジスマートフォンです。
性能、ディスプレイ、充電速度、カメラなど、多くの面で改善が見られます。
さらに、クリア音声機能やデータ移行機能、マイナンバーカード対応など、日常生活を便利にする機能も充実しています。
一方で、防水防塵性能のダウングレードやモノラルスピーカー、イヤホンジャック非搭載など、一部のユーザーにとっては気になる点もあります。
コストパフォーマンスは高そうですが、自分のニーズに合っているかどうか、よく検討してみるのがよさそうです。
長期使用を考えている方には、4年後も80%以上のバッテリー容量を維持する点も魅力的かもしれませんね。
最後まで読んで頂きありがとうございます。記事の更新はX(gajet_meteor)でお知らせしていますのでこちらフォローお願いします!
コメント