Nothing のサブブランド「CMF」から登場した新作スマホ「CMF Phone 1」をご紹介。
背面パネルを自由に交換できる独自設計が特徴的なこの端末。さらにミドルレンながらコスパが高く個人的に期待度の高い機種となっています。
国内発売は未定ですが、日本語ページも用意されており、Nothing phoneも日本で本格展開している事から国内販売が期待できる機種だと思います。
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- CMF Phone 1 の基本スペック
- カスタマイズの詳細
- 購入前に知っておくべき注意点
CMF Phone 1 のスペック表
項目 | 仕様 |
---|---|
SoC | MediaTek Dimensity 7300 |
RAM | 8GB (仮想 RAM で追加 8GB 可能) |
ストレージ | 128GB/256GB (microSD 最大 2TB 対応) |
ディスプレイ | 6.67 インチ AMOLED、2400×1080、120Hz |
メインカメラ | 50MP Sony 製センサー |
フロントカメラ | 16MP |
バッテリー | 5000mAh、33W 急速充電対応、5W リバースチャージ |
OS | Android 14 ベースの Nothing OS 2.6 |
その他 | IP52 防滴防塵、指紋センサー(画面内蔵)、NFC 非搭載 |
価格(定価) | 8+128GBモデル: 239ユーロ(約4.2万円) 8+256GBモデル: 269ユーロ(約4.7万円) |
注目ポイント:
- MediaTek Dimensity 7300 搭載
- 交換可能な背面パネルと専用アクセサリー対応
- 120Hz AMOLED ディスプレイ搭載
- 5000mAh バッテリー
日常使用に十分なパフォーマンス
CMF Phone 1 の心臓部、MediaTek Dimensity 7300 は AnTuTu ベンチマークで 67.3 万点を記録。
日常的なアプリ操作や SNS、動画視聴を快適にこなします。
ヘビーなゲームは苦手ですが、ライトなゲームなら問題なく楽しめる性能です。
カスタマイズ性の高い外観デザイン
最大の特徴は、交換可能な背面パネル。ネジを外すだけで簡単に取り外せ、ブラック、オレンジ、ブルー、ミントグリーンの 4 色から選択可能です。
交換用パネルは 35 ドル程度で購入できます。
さらに、専用アクセサリーを取り付けられるマウントポイントも搭載。
スタンド、カードケース、ストラップなどが各 25 ドルで販売されており、自分好みにカスタマイズできます。
アクセサリは海外の価格なので参考までに。
長時間使用を支える大容量バッテリー
5000mAh のバッテリーを搭載し、1 回の充電で最長 2 日間使用可能。
音楽再生なら 45 時間以上、YouTube 視聴でも 22 時間以上持続します。33W の急速充電に対応し、充電時間の短縮も期待できます。
また5W のリバースチャージ機能を搭載。他のデバイスの緊急充電にも使えるのもポイントです。
鮮やかで滑らかな画面表示
6.67 インチの AMOLED ディスプレイは 120Hz のリフレッシュレートに対応。スクロールやアニメーションが滑らかで、目に優しい表示を実現しています。
通常輝度は 700 ニトで、最大 2000 ニットの高輝度モードも搭載。屋外での視認性も確保できますね。
拡張性と使い勝手
microSD カードスロットを搭載し、最大 2TB まで対応。大容量の音楽や動画を気兼ねなく保存できます。
そのほか海外版ではNFC は非搭載のようです。
コンセプトとして非接触決済を搭載ないのであれば、国内版でもおサイフケータイやモバイルなどのFelica決済には対応しないのではと予想します。
CMF Phone 1 はこんな人におすすめ
CMF Phone 1は日本語ホームページも用意されている事などから、国内販売の期待が高いと思います。
そんなCMF Phone 1は以下のような方にオススメです。
スマホの外観をカスタマイズしたい人
背面パネルの交換機能とアクセサリー対応により、自分だけのユニークなスマホを作れます。個性的なデザインを求める方に最適ですね。
パネルを複数枚用意しておくことで気分や服装に合わせて変更が可能ですし、こうしたギミックが好きな方にはオススメです。
日常使用に十分な性能を求める人
搭載しているSoCはDimensity 7300はSNS、動画視聴、ライトなゲームなど、日常的な使用に十分な性能を発揮します。この辺は普段使いに問題は無いでしょう。
ハイエンド機能は不要だが、快適な操作感を求める方に向いています。
CMF Phone 1のRAMは8GBですが、内部メモリを仮想メモリとして一部利用でき、メモリを最大16GBまで利用できます。
コストパフォーマンスを重視する人
ミドルレンジながら、120Hz AMOLED ディスプレイや 5000mAh の大容量バッテリーなど、上位機種に匹敵する機能を搭載。
手頃な価格で高機能なスマホを探している方に適しています。
CMF Phone 1 を買う前に知っておきたい注意点
カメラは最低限のスペックに
カメラは5000万画素のメインカメラに単眼200万画素のマクロカメラを搭載していますが、広角レンズはありません。
センサーはSONYのイメージセンサーを採用していますが、やはりカメラはコストカットの兼ね合いで最低限の機能なのかなという印象です。
写真にこだわりのある方は注意が必要です、
防水・防塵性能は限定的
IP52 等級の防水・防塵性能は、軽度の水滴や埃からの保護に留まります。完全な防水ではないため、雨中での使用や水回りでの取り扱いには注意が必要です。
カスタマイズ用パーツの入手性と価格
交換用パネルは 35 ドル程度、アクセサリーは 25 ドル程度と、追加コストがかかります。
日本での販売状況や価格は未定のため、カスタマイズ機能の活用には不透明な部分があります。
まとめ
CMF Phone 1 は、ミドルレンジで高コスパ、個性的なギミックを持つスマートフォンです。
背面パネルの交換機能やアクセサリーマウントは、スマホをカスタマイズしたい人に魅力的ですね。
性能面でも日常使用には十分な実力を持ち、大容量バッテリーや高リフレッシュレートディスプレイなど、使い勝手の良さも兼ね備えています。
個人的にはMicroSD2TBまでの対応も注目ポイント!
ただし、NFC 非搭載やカスタマイズパーツの入手性など、注意点もあります。
これらを踏まえた上で、個性的なスマホを求める方や、コストパフォーマンスを重視する方にとっては、検討の価値がある一台と言えるでしょう。
CMF Phone 1 は、スマホに個性を求める方や、必要十分な性能を手頃な価格で手に入れたい方にとって、興味深い選択肢となりそうです。
同時に発売されたスマートウォッチの新旧比較記事を書いてますのでCMF製品に興味がある方はこちらの記事もどうぞ!
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